活性炭の種類

活性炭の特性は、原料や賦活条件によって異なってくる。そのため、種々の方法で製造された活性炭は、それぞれ吸着の特性も異なり、その多様性のためにそれぞれの活性炭がある特定の用途に適用することになる。

活性炭はその形状によって、次のような種類がある。

 

● 粉末状 活性炭

直径0.15mmより小さい粉末。直接接触してろ過する用途に用いる。

単位量あたりの吸着量および吸着速度で優れるが、再生が困難というデメリットを持つ。

精糖、医薬、工業薬品、醸造、浄水、排水、カイロなどに用いる。

● 粒状 活性炭

種々の形状、及び大きさのものがあるが、一般にガス吸着、触媒、水処理等流動層、移動層として用いられる。

粒状炭には破砕炭と造粒炭がある。

 

―破砕炭

粒状であるが、形状及び大きさは不規則。

原料の材質を保存しており、代表例はヤシ殻炭。水蒸気賦活後、ガス吸着用として用いられる。

―造粒(成形)炭

製造プロセス中に成形されるもの。石炭を粉砕し粘結剤を加えて成形する。

形状や大きさには各種ある。

 

また、他にも材料、製法、用途によって、繊維状、ハニカム状、円柱状、破砕状、粒状、粉末状など、多彩な形状に加工される。

また活性炭は原料によって大きく3種類に分けることができ、「石炭系」(歴青炭,褐炭,亜炭など)、「植物系」(ヤシがら、おが屑、木材、セルローズなど)、「その他」(骨や石油の残渣、オイルカーボンなど)がある。