スーパーヨウ素炭の現状

現在「ヨウ素炭」は、気相用活性炭の最大の市場分野である 下水処理施設において、高品質のブランド活性炭として 他の活性炭に比べ、より高い価格帯で予算化されております。

しかしながら一般競争入札の制度のもと、 熾烈な価格競争が繰り広げられる中で、 「ヨウ素酸」ではなく、 安価なヨウ素化合物を添着した名ばかりの「ヨウ素炭」や性能の裏付けのない「ヨウ素炭」も多く出回るようになっており、 品質を置き去りにした、値下げ競争ばかりが目立つ市場に 変貌しつつあるように感じております。

一方特許権に守られた「スーパーヨウ素炭」は、 特に中性ガスに強い一層炭という利便性が評価され、 従来の「ヨウ素炭」では除去しきれない 比較的濃度の高い複合臭気を排出する水処理施設 あるいは工場などで使われるケースが増してきております。

価格に対しましても製造方法の工夫や製造過程での 細かいコストダウンを繰り返し行い、 従来の「ヨウ素炭」と遜色のない価格を実現しております。

2020年の東京オリンピックに向け巨大な建物が 数多く計画されておりますが、 施設のライフサイクルコスト低減が重要視される中、 従来と同程度の費用で2年以上交換不要(10年間のコスト1/3)の 「スーパーヨウ素炭」は、確実に施設運営コストの低減に 貢献できるものと考えております。