賦活の種類

この賦活の方法には無数の特許があり、文献にも各種の賦活法が発表されている。

現在、アメリカをはじめ世界的に広く、かつ最も多く採用されているのが、「ガス賦活法」であり、活性炭製造の主流を占めている。炭化物に対し各種の酸化性ガス(水蒸気、二酸化炭素、空気など)を高温(800~900℃)で吹き付ける方法である。

他には「薬品賦活法」がある。原料あるいは炭化物を薬品処理する賦活法であり、脱水性の塩類及び酸(塩化カルシウム、塩化マグネシウム、塩化亜鉛、リン酸、硫酸、カセイソーダ、カセイカリなどのアルカリ類など)が使用される。

活性炭の初期段階では、この薬品賦活法が主流を占めていたが、その後ガス賦活法に市場を奪われ、現在では「薬品賦活法」はある特定の用途に対してのみ用いられる。一般にガス賦活炭のほうがろ過性に優れるといわれるが、薬品賦活炭は液相の吸着性能に優れた特徴を持つ。