特許製品:スーパーヨウ素炭(i-DAC.Y)
スーパーヨウ素炭 改良型ヨウ素酸添着活性炭 – 特許製品
スーパーヨウ素炭(i-DAC.Y)は、全く新しいメカニズムを持った高性能な活性炭です。
酸性、アルカリ性、中性の3種類の悪臭成分に対して一種類の特殊活性炭で効率よく脱臭できます。
ヤシガラ系破砕状の活性炭で、「し尿処理」、「下水処理」、及び「ごみ処理」等の各施設より排出される臭気の脱臭に、確実な吸着能力と優れた経済性を発揮します。
※当社は「スーパーヨウ素炭」の特許権者である清水建設株式会社と、1社のみ実施許諾契約を交わしております。
スーパーヨウ素炭の特徴
スーパーヨウ素炭( i – DAC.Y )は、還元性の強い硫化水素に対しては脱硫触媒として機能し、添着されている酸化剤であるヨウ素酸の消耗を防止し、効率よく硫化メチルなどの中性成分を除去します。
また、アンモニア、トルメチルアミンなどのアルカリ性成分に関しては、硫化水素の酸化で生成する硫酸と、もともと添着されている酸との相乗効果で効率的に除去します。
優れた機能と性能
・硫化水素だけでなく、中性・アルカリ性の臭気成分に対しても従来の添着活性炭に比べ、高い吸着性能があります。
・既存の脱臭装置に対しても、改造することなしに導入が可能です。
安全性
・添着されているヨウ素酸と無機酸は活性炭に対する吸着力が強いので空中に拡散しません。
・腐食性や環境汚染がほとんどなく、安全に使用することができます。
経済性
スーパーヨウ素炭1種類で脱臭処理ができるので、脱臭装置の構造が簡単になり設備費が縮小、脱臭剤の交換頻度が減り維持管理費も低減。トータルでの経済性が向上します。
【一般活性炭とのコスト比較】
吸着性能の改善による活性炭使用料や交換頻度の減少、及び送風機の電力削減を考慮すると、一般活性炭と比較し、維持管理コストを1/2~1/3に削減することが可能です。
スーパーヨウ素炭のメカニズム
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スーパーヨウ素炭は、一種類の特殊活性炭ですが、最初に還元性の強い硫化水素と反応した部分が脱硫化水素触媒として作用し、酸化剤であるヨウ素酸(HIO3)が硫化水素により消耗しないようにバリアとして機能するような特殊製法で調整されています。
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脱硫触媒ゾーンでは、硫化水素が酸化され、空気中の水分と反応し硫酸として活性炭に吸着されます。 (濃度の高い場合は、一部イオウを生成する)
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硫化水素存在下では、生成した硫酸が中和剤として働き、アンモニアやアミン類のアルカリ性成分を効率的に除去します。
スーパーヨウ素炭は他製品と比べて高性能
スーパーヨウ素炭と他の活性炭との比較をするとスーパー活性炭がいかに高性能な活性炭であるかが分かります。
| 名称 | 炭種 | 形状 | 粒度 (メッシュ) |
平衡吸着量(%) (濃度5ppmにおける) |
充填密度 (kg/ℓ) |
硬度 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 硫化水素 | アンモニア*2 | 硫化メチル | |||||||
| ヨウ素炭(従来品*1) | ヤシガラ系 | 破砕状 | 4〜8 | 30 | 2.6 | 2.1 | 0.50〜0.60 | 90%以上 | |
| スーパーヨウ素炭 i-DAC.Y | ヤシガラ系 | 破砕状 | 4〜8 | 45 | 7.0 | 6.0 | 0.55〜0.70 | 90%以上 | |
| 一般活性炭 | ヤシガラ系 | 破砕状 | 4〜8 | 4 | 0.4 | 1.1 | 0.40〜0.50 | 90%以上 | |
| 三層 活性炭 |
酸性ガス用 | ヤシガラ系 | 破砕状 | 4〜8 | 30〜35 | - | - | 0.45〜0.55 | 90%以上 |
| 塩基性ガス用 | ヤシガラ系 | 破砕状 | 4〜8 | - | 3.0〜5.0 | - | 0.35〜0.65 | 90%以上 | |
| 中性ガス用 | ヤシガラ系 | 破砕状 | 4〜8 | - | 2.0〜4.0 | - | 0.45〜0.55 | 90%以上 | |
用途
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下水処理場、ポンプ場、し尿処理場の処理槽から発生する臭気の除去
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農業・漁業集落排水施設の処理槽から発生する臭気の除去
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畜産・漁業施設の排水から発生する臭気の除去
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ビルピットや厨房除害・排水施設の処理槽から発生する臭気の除去
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食品工場等各種工場の排水や室内から発生する臭気の除去
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病院の感染系処理槽等の排水から発生する臭気の除去